質問してくれる生徒さんは有難い
本日は2件のベースレッスンでした。二人とも40代の男性で未経験から始めて半年ほど通っています。
この二人に共通するのはよく質問すること。
レッスン中のことははもちろん、自宅の練習でわからないポイントなどをよく受けます。
講師としては嬉しい、そしてありがたいことです。
講師は生徒さんの質問に答えるために存在しているようなものですからどんどん質問してください。
素朴な生徒さんからの質問は講師にもメリットがあります。それは初心に帰らせてくれることです。
普段当たり前に無意識にできることも生徒さんには初めての経験。
「自分んもこんなことで悩んだりつまずいたな」と思い出して、改めてベースや楽器と向き合わせてくれるのです。
さてここから少しレッスン内容について。
私の指導方針では楽譜やタブ譜をほとんど使いません。コード譜と耳を使ってベースラインを組み立てたり覚えることに重点を置いています。
楽譜を使わない理由ですが、音符を追いかけて弾けるようになってもほかの曲では応用ができない、そしてグルーヴなどのニュアンスが理解できないからです。
たとえば今日レッスンでやった曲
そんなヒロシに騙されて(サザンオールスターズ)
この曲のサビのベースラインはビートルズのTAX MANと酷似しています。
おそらく意識的にまねをして引用していることは間違いないでしょう。
このフレーズは本当によく使われる定番となっていて、身につければいろいろな場面で応用ができる便利アイテムなのです。
生徒さんにビートルズを聴かせたところ「超納得」という感じでした。
このようにしっかりと耳を使って感覚を養っていくことが大切であり、使えるアイテムを増やしていくことが上達への近道だと信じています。
ちなみにベテランミュージシャンの間でビートルズは共通言語でもあります。
ノリとかニュアンスを伝える場合に「ビートルズのあの曲、あのフレーズ」という説明が効果的で話が早くまとまるのです。
プロのミュージシャンも日常的に行っていること、というかそうやって耳を鍛えてきたからプロになることができたとも言えます。
ぜひみなさんも意識して実践してみてください。そして聴いてためになる音楽や曲、わからないことはどんどん質問してください。