王道コード進行(その3)

Woman(ジョン・レノン)のサビというか後半のコード進行です。
E♭→Cm7→Fm7→B♭7

永遠に繰り返すことのできるコード進行で、ポイントとしては2つめのCm7です。
キーであるE♭から数えて6度のマイナーコードでつなぐ。

このふたつのコードは同じスケール上にあり兄弟のような関係性ですので、他のキーでもすぐに導き出せるように意識してください。

Fm7→B♭7はE♭へもどるためのツー・ファイブです。

この方法はたとえばジャズのエンディング前の繰り返しで使われていて、ほぼ決まりみたいな感じとなっています。

What a wonderful world(ルイ・アームストロング)なんかで「終わるよ」という時もこの方法でエンディングに持っていきます。

一般的な譜面にはこの繰り返し部分については書いておらず「暗黙の了解」として行われます。
セッションなどでこの辺のルールというか常識を教えてくれる人はまずいませんので、ぜひここでしっかりと覚えてください。

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