考えるな、感じろ!

Don't think. Feel!考えるな、感じろ!

映画「燃えよドラゴン」でのブルース・リーの有名な台詞ですが、これって音楽にもそのまま当てはまるような気がします。

特にジャズのような即興性の高い音楽では考えている暇がない。
直感的にレスポンスする能力が必要です。

それには日頃から色々な場面を想定して練習して引き出しにしまっておくこと、いざ実践ではそこからサッと取り出すことが重要となります。

強く思うのですが、ギターやピアノを弾けるけど「単なる音の羅列」で終わっている人が多い。譜面がないとピアノ弾けません、なんていう話はよく聞きます。またコピーした曲やフレーズはできるがそれ以外に対応できないパターンもよくある。

なにも考えずに練習して、なにも感じずに音を羅列したところでオーディエンスには届きません。

メロディ・リズム・コード・・・
一音一音の意味をしっかりと捉えて感情を投入すること。

ピアニスト上原ひろみの子供時代の先生が良いことを言ってます。
「音楽は指先から脳へ伝えるものではない、心から心だ」

素晴らしい言葉です。ステージに立つ前はひたすら考えて悩む、
そしてステージに立って演奏が始まるともう考えずに感情を開放する。
これが大切なんだと思います。

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