吉川晃司に憧れてピアノ教室に
b laboピアノ講師のベティです。今日はポピュラーピアノ教室の生徒A子さんについて述べたいと思います。
A子さんが当教室に来たのは約3年前で今では最古参の生徒さん。
40代の既婚者で仕事もしています。介護施設などで音楽療法を行う仕事なので、当然ピアノは弾けますし譜面も読むこともできます。ドビュッシーなども弾ける腕前をお持ちでした。
そんな方がなぜピアノ教室に通うことになったか?
動機は大ファンの吉川晃司さん。
「バンドメンバーになったつもりで吉川さんと疑似セッションをしてみたい!」
こんな憧れからいざ弾いてみようと試みるも何だかしっくりとこない。
市販のバンドスコアを見てもよくわからない。
そんな悩みの中「バンドキーボード」というワードからb laboの存在を知って来てくれました。
「教科書はあなたが弾きたい曲」これが当教室のモットーですが、まさにA子さんの希望とマッチしました。
そして「この曲を弾くためにはどうすればよいか」と考えてレッスンカリキュラムを立案。
A子さんの場合コードを音符でしか認識できなかったのでコードネームで対応する訓練が必要と考えました。
「カデンツ」ポップスやジャズによく見られるコードパターンの一種ですが、スリーコードという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
 たとえば I(1)、IV(4)、II(2)、V(5) というコード進行を決めて12キーすべてで弾いていく。
メジャーとマイナー両方を行うので計24パターンとなる練習です。
これにより耳や体で曲の響きや組み立てに慣れることができて曲が聴こえやすくなる。
もう一方ではリズムの取り方。音楽にはそれぞれ特有のノリがありジャンルや人種により様々です。
ロックにはロックの間の取り方やカウントの仕方があり理解が必要となります。
こう説明したうえでハノンを用いながらリズムやフレージングに対応する訓練を行ってきました。
3年間通い続けたA子さんは現在どうなったか?
希望どおり、吉川晃司さんの音源に合わせてバンドメンバーになった気分で音楽ライフを楽しんでいます。
最近では少しジャズにも興味が湧いてきたようでレッスンに取り入れています。
吉川晃司さんというピンポイントな希望でも当教室では問題なく対応いたします。
ネットにないバンドやミュージシャンでも音源さえあれば譜面作成も可能です。
大手音楽教室では相談しにくいことも遠慮なくお問い合わせください。
オンラインレッスンもありますので遠方の方もどうぞ。


