譜面は絶対的なものではない(その2)

譜面は便利なツールです。メリットとしては、
・音源がなくても音楽を再現できる
・記録することで覚える必要がない
・他者とのコミュニケーションをスムーズにできる、などでしょうか。

デメリットとしては
・ニュアンスなどを深く理解することができない
・覚えていないので譜面がないとなにもできない
という危険を孕んでいます。

とくにニュアンスについては、ニューオリンズ系やラテン系などの土着的な音楽では重要な問題です。
千鳥の漫才じゃありませんが、とにかくクセが強い!
訛りのようなクセを理解せずに演奏しても、それは表面をなぞっただけのものになってしまいます。
目をつぶって鼻をつまんでご飯を食べているようなものです。

一方譜面なしで耳だけのデメリットとしては、
・耳コピに時間がかかってコスパが悪い
・他人に伝えづらい
・聴いたことのない曲は対応できない
・記憶が飛んだらお手上げ、というところでしょうか。

メリットは
・耳コピした段階で覚えたり練習になっている
・ニュアンスまで理解できる
・暗譜しているのでパフォーマンスに余裕ができるなど。

結局、譜面と耳コピの併用が理想的なんでしょうが、どちらか一方だけなら私は耳コピをお勧めします。
耳コピのほうが演奏能力とより深い関係にあると思うからです。

オーディエンスの立場からすれば譜面が読めるかどうか?はどうでもいいことですし、譜面をガン見しているのもしらけるもんです。

とはいえ、これだけは肝に銘じてほしい。
美空ひばりやジミ・ヘンドリックスは1億人にひとりの超天才です。

**写真は村上ポンタ秀一さん直筆の卒業写真コード譜です

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