クラシックかポップスか?ピアノを習うメリットとは

「ピアノを習うメリット」と検索するとAIが次のように答えました。

・脳の発達
・表現力
・集中力
・自己肯定感
・音感やリズム感
・コミュニケーション能力

ピアノに限らず楽器を習うことにこれらのメリットはあると考えられます。
注目するのは最後のコミュニケーション能力。AIでは「相手の話を聞いて理解し、会話のキャッチボールをする能力が養われる」と具体的に説明されていました。
これにも異存はありませんが、せっかくピアノを習っていたのにそのメリットを十分に生かし切れていない人が多すぎる!と感じることがあります。

1980年代くらいまでピアノは子供の習い事では常に上位でした。学校でピアノを習っている女子の比率は3人に一人くらいの印象があったと思います。
大学生や社会人になったとき会話の中で「むかしピアノを習ってて」という話題が出ると、次のように返された経験のある方も多いのではないでしょうか。
「なんか弾いてみて!」

こんな状況でリクエストに応えてピアノを弾き始めた人に一度も会ったことがありません。
彼女たちは「覚えてないから」「譜面がないから」と断るのが相場でした。
またピアノ経験があるということでバンドメンバーに加わってもらったとしても、ついていけなかったり楽しめなかったりするパターンが非常に多い。

果たしてこれで本当にコミュニケーション能力が養われているのでしょうか?

子供の情操教育という観点からするとクラシックピアノはとても有意義であるが、日常生活でのコミュニケーションという面では効果が薄い結果となっているようです。
実際に音大を卒業してピアノの先生になっている方でも、通り一遍な譜面でしかポップスは弾けないしアレンジもできない。ジャズやアドリブなんて全くできない人が大半を占めているのが現実です。できれは人前では弾きたくないという先生もいます。

膨大な時間とお金を費やしたのにこれでは実にもったいない。

ピアノを習う人が音大へ進みプロの演奏家になる確率は非常に低い。プロ野球の選手になるくらいの狭き門です。
こう考えるとみんながみんなクラシックを習う必要はどこにあるのか?

ポップスピアノの場合、まずコードとリズムから入りますので色々な曲での応用がしやすい。
昔よくあった「歌本」のようなものをみて伴奏もすぐできたりする。基本的にみんなが知っている曲なので親近感が沸いて友達もたくさんできます。
これこそ日常生活に根差したコミュニケーション能力といえるでしょう。

そのほか一度やめてしまっていても再開がしやすい、圧倒的にコストが安い、住宅事情でアコースティックピアノは買えないが電子ピアノでも対応できるなど様々なメリットがあります。

保護者の方がピアノ教室を選ぶ際、上記のような現実を知ってもらいポップスピアノにもメリットがあることをぜひ参考にしていただきたいです。


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