ピアノアドリブどうやればいいの?
アドリブってどうやればいいの?
譜面だけを見て演奏している人には悩み多き問題です。
初心者向けに簡単なアドバイスをしたいと思います。
まず第一にその曲のキーを把握すること。そしてそのキーのスケール練習をすることが第一歩となります。
Cがキーである場合スケールに黒鍵はないので始めやすいです。
実際にはスケールアウトしたりテンションノートを加えながら行うものですが、無理に使う必要はありません。
スケール上の音だけでも十分成立します。
しかしドレミファソラシドと羅列するだけではだめです。
組み立てや工夫をすることでアドリブは成立します。
工夫その1 ペンタトニック
ペンタトニックとは五音音階のことでCメジャーならばドレミソラです。
2つ音数が減る分動きやすくなりますし、どんな音楽とも相性が良い音階です。
おいしいのはAm(ラドレミソ)と切り替えて弾いてみる方法。
CとAmのペンタトニック、始まる音が違うだけで同じ音を使います。
たとえ同じ音を用いたとしても発する順番を変えることで印象が大きく変わるのが音楽の面白いところです。
Amのペンタトニックを使うことで少し暗くブルージーな響きになりますのでぜひお試しください。
工夫その2 ドリアンスケール
さきほど「発する順番を変えることで印象が大きく変わる」と説明しましたが、同じ手法でドリアンスケールもとても有効です。
ドリアンスケールとは簡単に言えばCメジャーの場合レから始まる音階、つまりレミファソラシドです。
理屈は置くとして響きの印象は洗練された都会的なイメージやジャズ的な雰囲気が出ます。
余裕があればフリジアン(ミファソラシドレ)やリディアン(ファソラシドレミ)などでも試してみてみるのも面白いですね。
工夫その3 始まりと終わりの音を定める
「キーはC」この場合一番基本的なコード進行はこうなります。
C→Am→Dm7→G7
いわゆる1・6・2・5というやつです。
ポイントとしては2小節単位に分割して考えて始まりの音と終わりの音を定める。
「ここへ向かう」という意識を持つことで流れができてスムーズなります。
ラの音から始まってドに完結、ファからレへという具合に試してみてください。
きちんと小節内におさまるようタイム感を養うことも大切です。
C→Am→Dm7→G7
このコード進行で構成されている有名な曲は松任谷由実さんの卒業写真。
私たちが演奏している動画がありますので参考にしてみてください。
このコード進行はランニングベースを考える際にも役に立ちますのでベースの方にも興味を持っていただきたい。
もちろんこれだけでアドリブを習得できませんが、はじめの一歩となりますように。
質問等はいつでも受け付けていますのでご連絡ください。