松任谷正隆さんの譜面を真後ろから見ると

以前に知人から聞いた話です。鍵盤奏者の松任谷正隆さんが出演するコンサートに行くと座席が正隆さんの真後ろ。この方も鍵盤奏者なので興味深く譜面をのぞき込んでみました。
するとコードだけで見事に音符が書いていない!

これは正隆さんが特別な能力を持っているからとか、すべてを暗譜しているということではありません。
ポップスやジャズの世界ではプロに限らずアマチュアでも日常的なことです。

バンド演奏におけるピアノはヘッドアレンジやアドリブで構成されるものが大半を占めており、必ず弾かなければいけないフレーズを覚えていない場合のみ音符で確認します。
このコードのときにはこういうバッキングを、このリズムが来たらこう返してという具合にその場で自由に弾いているものなのです。

「自由に弾く」これがポップスピアノの醍醐味ですが「自分勝手」とは違います。
曲やジャンルに応じた決まりや常識などを理解した上で他者と上手く交わること、他者を引き立てることを前提に演奏しなくてはいけません。
譜面を見てその通りに弾くクラシックとの決定的な違いはここにあります。

近年では多くのピアノ教室でポピュラーピアノコースを設けていますが、本当の意味でポップスを教えている教室はごくわずかです。
「既存の譜面通りに弾く」これが目標となっています。
これではバンドに入ってもほとんど役に立たず、習ったり練習した曲しか弾けません。
自由に弾くという世界とはまるで違う方向性です。

一般の音楽教室でポピュラーピアノレッスンができない理由は?

それは大半の先生自身が自由に弾けないからです。
ピアノ講師の大半は幼少期から徹底的な基礎とクラシックを学び音大へ進んだ方々です。
これはこれで素晴らしいのですが、先生たちはあくまで自分が習ってきたメソッドでしか教えることができません。
実際にコードのことがまるでわからなかったり、16分音符のシンコペーションなどリズムのことで苦労している方も多いようです。

「ピアノをやってみたいな!」
こう思った人の最初の動機は多くの場合ポピュラー音楽だと思います。
そしてピアノ教室へ通うがバイエルやハノンを用いた基礎が数年間続き、乗り越えてやっとクラシックへ。
ここまで頑張った人はある程度ピアノを弾けるようになりますが、最初の動機はどうなってしまったのか?
もちろん大切な基礎を学べますので大いに意味はありますが、ポップスピアノを弾くためには全く違うことを新たに学びなおす必要が出てきます。

動機と目標を直結させる!
「この曲が弾いてみたい、それも自由に」と思った人は迷わず専門の講師に習うべきです。
b laboの講師は約30年にわたりライブやレコーディングで現場経験を積んできました。
ジャズ・ブルース・ロック・R&B・ファンク・レゲエ・シティポップなど多岐のジャンルで「どう弾けばよいのか?」という問題を解決してきました。
また音楽科卒業と大手教室での講師経験からピアノの基礎にも十分に対応いたします。

自分が好きな曲やジャンルを弾きながら基礎も学び、自由へと導く。
ピアノ教室選びで迷っている方はぜひ参考にしていただきたいです。




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