女子高生にブルースを
一年半前からベース教室に来ている女子高生のRちゃん。
まったくの初心者だったのでベースの持ち方から始まって基本的なスケールや必要なテクニックを伝えてきました。
なるべく彼女の好きな曲を弾けるようにしてあげたかったので選曲は任せて、その中で少し理論的なことも説明しました。
また今年の夏からスラップにも取り組んでいます。
そんなRちゃんでしたが家庭の事情でレッスンは今年いっぱいという連絡が来ました。
「どうしよう、あと数回のレッスンで何を伝えてあげようか?」
悩んだ挙句ここは基本であるブルースを選択しました。
とはいえ今どきの女子高生にブルースはどう響くのだろうか?
ブルースは音楽の基礎であるルート・サブドミナント・ドミナントで構成されています。
そしてベースにとって大切な3度と5度を多用して強調するので、度数を意識しながら考えて弾くための教材として適していると考えています。
12小節3コードの進行、そして各コードの3度と5度のポジションを教えてからしばらく練習。
慣れてきたところでベティ先生にも登場してもらい、ピアノとセッションへ。
人生で初のセッションでしたが「すごい!」と目が輝いていました。
「Cのブルース」というたった一言の説明で音楽が成立して他者と共有できることがとても新鮮だったようです。
こんなことならもっと早く教えてあげればと思いましたが、基本とルールがわかれば音楽はもっと自由に楽しくなる。
あと数回ですが彼女には楽しむために大切なポイントを伝えてあげたい。
そしていつまでも音楽とベースを愛してもらいたいと願います。